スタッフブログ

2020.09.16更新

 植田です。

 今週18日から、クリストファー・ノーラン監督の新作「TENET(テネット)」が公開されます。

 20200916TENET

 長く続くコロナウィルス対策による劇場の封鎖で、今年は夏シーズンの新作映画、特に大作映画の公開が軒並み先送りされましたが、その復活第1弾、と言えるのがTENETです。
 監督のクリストファー・ノーランは、「インターステラー」「ダンケルク」「インセプション」「ダークナイト三部作」などの大作を手掛けたトップクリエイターで、今回も大変な期待作です。

 ただ、ノーランの映画は非常に特徴があります。「時間」をテーマにした、非常に複雑な時間軸の映画が多いのです。

 例えば、ダンケルク。この映画は、第二次世界大戦中、ダンケルクという町に追い詰められた40万の連合軍兵士を民間船などが協力して命がけの脱出作戦を展開したという史実に基づいた映画です。
 映像の迫力もさることながら、この映画は3人の主人公、ダンケルクに残された兵士、それを救出に向かう民間の船長、飛行機で支援するパイロットをそれぞれの視点で描きながら、それぞれ全く違う時間軸で話が進んで、最後に収束するという複雑な展開になっています。


 また、インセプション。
 この映画は、眠っている人の夢に侵入して機密を盗む産業スパイの話ですが、夢の中で夢をみて、その中でまた夢を見る、というふうに段階が進むごとに時間の進みが遅くなっていく、という設定になっています。
 そのため、車が橋から川に飛び込んで着水するまでの2,3秒が、次の夢のレベルでは20分、その次では60分、という感じで引き延ばされていきます。そして目覚めと共に収束していき、最後には現実に戻る、ということになります。


 さらに低予算ですが、「メメント」という映画もあります。
 この映画は、頭にケガをして記憶が10分しか維持できない男性が、自分の妻を殺した犯人を捜そうとするサスペンスです。
 記憶が10分しか維持できないので、10分経つとそこがどこで、なぜそこに自分がいるのか、それすらわからなくなります。

 映画では、それを観客が疑似体験できます。というのは、この映画はラストシーンから始まり、途中回想シーンを挟みながら、逆回りで進んでいくのです。

 例えば、主人公がいきなり酒の瓶を持ってトイレで座っていて、あれ、何でこんなところにいるんだ、と思い、気を取り直してシャワーを浴びていると、突然知らない男が入ってきて格闘になります。
 そしてその次のシーンでは時間が遡り、主人公がある男を襲おうと思い、トイレで(酒瓶を武器として持って)待ち伏せする、ということが語られ、そこで観客はああ、こうやって待ち伏せしていて、10分経ってそれを忘れてしまったのか(しかもシャワーまで浴びて寛いでたのか)、ということがわかるというわけです。
 
 そんな時間を自在に操るノーラン監督ですが、今回のTENETも時間がテーマ。時間を逆戻りする悪の組織と戦うスパイ映画です。
 なんだかこれだけではサッパリですが、予告などを見ると非常にスケールの大きいアクションが逆回しのように展開するシーンがあり、相当複雑な話になりそうです。
 また、ノーラン監督はCG嫌いで有名です。今回も予告編でジャンボジェット機が格納庫に突っ込んでいくシーンがありますが、CGじゃなく実際にジェット機を(1機購入して)突っ込ませています。
 そういうアクションを見るだけでも楽しそうです。
 
 満を持して公開される大作映画。
 ぜひ(マスクをして)劇場で楽しもうと思っております。

投稿者: 植田ひでちか税理士事務所

2020.09.01更新

 植田です。

 しばらく休んでしまいましたが再開いたします。
 今週はタイムリーな話題を2つお届けします。

 残念ながら、2つとも悪いニュースです。

 昨日31日、新型コロナウィルスについて、ワシントン大学の保健指標評価研究所が、今後の死者数の予想を発表しました。

 これはなかなか衝撃的な発表で、アメリカは12月までに死者32万人(今日現在18万人)に達するほか、日本の死者数も6万人に達すると予想されていることです。

 コロナによる死者数は今日現在までで1200人ほどですが、これが3カ月で50倍にもなるという予想はにわかには信じがたいことでした。

 しかし、日本は直近1カ月のコロナによる死者数が200人を超えており、これはカナダ(200人)と同じ水準。フランス、イギリス、イタリアの300人超に次ぐ水準となっています。

 これを見ると、アジア圏の死者数は欧米に比べて少ないという、いわゆるファクターXを考慮しても、感染が拡大することで死者数も増加するというシンプルなロジックで計算されているように思われ、一定の信ぴょう性があると思われます。

 そしてもしこの予想通りとすると、10月中頃から死者数が顕著に増えはじめ、11月に入ってから1日100人位ずつ死者数が増えていく(1日100人ずつ亡くなるのではなく、今日は200人、次の日は300人というふうに、死者が100人ずつ増加していく)という悪夢のような予想です。

 海外では、日本は(アメリカと同じく)政府がコロナ対策をほぼ何も行われていないと評価されており、今のままで行くとこうなりかねない、という警告だと思います。

 また、コロナも含め、ウィルス性感染症のピークは冬にきます。

 今のところ死者も少なく、コロナを侮った意見も多く聞きますが、もし6万人亡くなれば、今とは景色が全く違うでしょう。

 アメリカの死者数は現在18万人。人口は日本の2.5倍なので、同じ割合で死者が出ていれば日本で7.2万人の死者が出ている計算になります。そう考えると6万人というのは決して荒唐無稽な数字ではありませんし、これだけ亡くなっていたら経済どころの話では無くなるでしょう。
 警戒を緩めるのは早すぎるように思われます。

 これを踏まえて、顧客の皆さんには次のようなアドバイスをしています。

・コロナは早くても来年の春位まではまだまだ終息しない。見切り発車で積極投資に出る時期ではない。
・キャッシュを確保すること。できれば今のうちに借入を増やしてキャッシュを確保し、不測の事態に備えること。 
・ただ、恐れ過ぎない、備え過ぎないことも大事。冷静に必要十分な準備をし、客観的に状況を見ておくこと。
・手洗いと混雑時のマスクは忘れずに。

 今はこの予想が外れることを心から祈っております。
 


 もう一つのニュースは、アメリカの俳優、チャドウィック・ボーズマンが42歳の若さで亡くなったことです。

 20200901

 ボーズマンといえば、マーベルの「ブラックパンサー」。

 ブラックパンサーは当時マーベル作品の最高収益を記録する傑作でしたし、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)作品の中でも極めて重要なキャラクターでした。
 彼は数年前から大腸がんを患い、ブラックパンサーもその後のアヴェンジャーズ(インフィニティ・ウォー、エンドゲーム)も、闘病しながらの撮影だったそうです。

 ボーズマンは活躍を期待していたので、訃報に接した時は自分でも驚くほどショックを受けてしまいました。本当に惜しい方が旅立ってしまったと思います。
 ご冥福を心からお祈りします。


 来週はいいニュースがお届けできますように。

 

(参考リンク)

 ワシントン大学保健指標評価研究所(日本の予想統計)
 https://covid19.healthdata.org/japan?view=total-deaths&tab=trend

 チャドウィック・ボーズマン(ウィキペディアリンク)
 https://bit.ly/3bbfrzt

 文中のボーズマンの写真は、本人のツイートから転載。
 https://bit.ly/32AtScC

 ブラックパンサー(Amazonプライムビデオ。Disneyプラスでも観られます。)
 https://amzn.to/3jzEzmN

投稿者: 植田ひでちか税理士事務所

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