スタッフブログ

2020.11.19更新

 植田です。

 だんだん寒くなってきました。
 また新型コロナウィルス感染者が増えはじめたというニュースが多くなってきました。

 この病気については、この約1年ほどの間にいろいろなことがわかってきており、総じて、そう恐れる必要はない、と考えています。
 死者数は予想されたよりも低水準で推移していますし、感染した場合の重症化率もそう高くないようです。

 そして、こういった感染症は冬にかけて流行しますので、今この時期に感染者が増えるのはある意味自然の摂理と言えるでしょう。
 とはいえ、感染すれば日常生活に支障を来しますので、マスクの着用や手洗い、密を避ける、といった予防はやるに越したことはありません。

 ただ、疫学的にはそうであっても、経済に対しては心理が大きな影響を与えてしまいます。
 つい数日前のニュースでは、アンケートによると80%の人がコロナに対して不安を抱えているそうです。

 この心理的不安を払拭することを政府はすべきですが、その点はあまり成功しているようには見えません。
 今日、西村大臣が「GOTOは自己判断で」というコメントを出しましたが、このような突き放した姿勢では、国民の不安を払しょくすることはできないでしょう。

 もっと科学的知見に立って、例えば今の感染者の拡大は季節性のものであることなどを伝えたり、医療現場の急激な負担増を避けるために十分で常識的な感染症対策を励行する、といったことも有効でしょう。
 国民の不安に寄り添った当たり前の施策をもっと積極的にやってほしいところです。


 いずれにしましても、皆さまも十分にお気をつけてお過ごしください。

投稿者: 植田ひでちか税理士事務所

2020.11.13更新

植田です。
アメリカ大統領選挙はバイデン氏の当確で終結しました。

今回の選挙はかなり前の段階から関心を持って見ていましたが、感じたことは、アメリカは民主主義の国だということでした。

トランプ大統領が「自分が負けたとすれば不正が行われたからだ」という主張を早くからしていたため、各州選管は間違いのない集計結果を出すことに必死な様子でした。

集計所では、過激な支持者が暴力に訴えてくる身の危険を感じながら、係員と共和党、民主党の双方の監視員が入って協力して選挙集計に当たり、慎重にも慎重を重ねて集計作業をおこなっていました。
また、開票が進むに連れて次々に現れる怪しい「不正選挙の証拠」について、どんなにバカバカしいものも丁寧に拾って一つずつファクトチェックし、潰していました。
これまでのところ、噂レベルのものや荒唐無稽のものも含め、全てデマだと立証されています。

そしてアメリカ国民も、特に負けたトランプ支持者も(一部を除き)、選挙の結果を尊重していました。

僕は、トランプ支持者が選挙無効を訴えて暴力沙汰になると予想していましたが、ふたを開けてみるとそのようなことはほとんど起こらず、ほぼすべての人が選挙の結果を固唾を飲んで待っていました。
そして結果が出た今、大きな混乱も暴力もなく、アメリカ各都市はお祭りムードに包まれています。

このメルマガが出るころトランプ大統領が敗北を認めているかわかりませんが、少なくともアメリカの多くの人は選挙の結果を尊重する考えであるのは間違いないようです。

今は、このまま平和的に政権移譲がなされることを心から祈っております。

投稿者: 植田ひでちか税理士事務所

2020.11.04更新

 植田です。

 先週の金曜日、俳優のショーン・コネリー氏が亡くなりました。90歳でした。

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 初代ジェームズ・ボンドとして有名な方で、僕が「007は二度死ぬ」をテレビで見た時が初めてでした。

 コネリーは一度007を引退しましたが、その後1983年「ネバーセイ・ネバーアゲイン」で007を再演。
 僕はこれを映画館で観て、この人がすっかり好きになってしまいました。


 印象に残っているのは、「インディ・ジョーンズ最後の聖戦」での、インディの父ヘンリーでしょう。

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 とぼけた世間知らずの学者親父が強烈で、忘れられません。

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 特にこシーンの親子の会話、爆笑です。

 大好きだったので、この人の映画は何本も観ました。公開年順でご紹介すると、
 ・「薔薇の名前」敬遠な神父探偵が謎を解き明かすミステリ
 ・「アンタッチャブル」ケヴィン・コスナー主演の名作
 ・「ファミリービジネス」ダスティン・ホフマン、マシュー・ブロデリックと祖父・父・子の3代で大泥棒を働く話
 ・「レッド・オクトーバーを追え」冷戦下のソ連原潜の艦長を強烈に演じてます。
 ・「ロシア・ハウス」レッド・オクトーバーと一転して静かなスパイ映画。
 ・「ザ・ロック」ニコラス・ケイジとエド・ハリスも強烈でした。
 ・「ドラゴン・ハート」声だけの出演なのに映画館まで観に行ってしまいました。
 ・「アヴェンジャーズ」マーベルのあれとは別物。シュールでキュートな悪役を演じてます。
 ・「小説家をみつけたら」オチが美しい静かな感動作。
 ・「リーグ・オブ・レジェンド」最後の出演作となってしまいました。


 2006年にアメリカ映画協会の賞を受賞した時のインタビューで「もう引退するよ」と答えていたのが残念で、もしかしたら何かで復帰してくれないかと期待していたのですが、天国にいってしまわれました。
 一ファンとして、心からご冥福をお祈りいたします。

投稿者: 植田ひでちか税理士事務所

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