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2020.11.13更新

植田です。
アメリカ大統領選挙はバイデン氏の当確で終結しました。

今回の選挙はかなり前の段階から関心を持って見ていましたが、感じたことは、アメリカは民主主義の国だということでした。

トランプ大統領が「自分が負けたとすれば不正が行われたからだ」という主張を早くからしていたため、各州選管は間違いのない集計結果を出すことに必死な様子でした。

集計所では、過激な支持者が暴力に訴えてくる身の危険を感じながら、係員と共和党、民主党の双方の監視員が入って協力して選挙集計に当たり、慎重にも慎重を重ねて集計作業をおこなっていました。
また、開票が進むに連れて次々に現れる怪しい「不正選挙の証拠」について、どんなにバカバカしいものも丁寧に拾って一つずつファクトチェックし、潰していました。
これまでのところ、噂レベルのものや荒唐無稽のものも含め、全てデマだと立証されています。

そしてアメリカ国民も、特に負けたトランプ支持者も(一部を除き)、選挙の結果を尊重していました。

僕は、トランプ支持者が選挙無効を訴えて暴力沙汰になると予想していましたが、ふたを開けてみるとそのようなことはほとんど起こらず、ほぼすべての人が選挙の結果を固唾を飲んで待っていました。
そして結果が出た今、大きな混乱も暴力もなく、アメリカ各都市はお祭りムードに包まれています。

このメルマガが出るころトランプ大統領が敗北を認めているかわかりませんが、少なくともアメリカの多くの人は選挙の結果を尊重する考えであるのは間違いないようです。

今は、このまま平和的に政権移譲がなされることを心から祈っております。

投稿者: 植田ひでちか税理士事務所

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