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2018.12.19更新

秋田のなまはげをはじめ、日本各地10か所の来訪神が、ユネスコの無形文化遺産に登録されました。
(文化庁HP「来訪神:仮面・仮装の神々」のユネスコ無形文化遺産登録について

仮面・仮装の医業の姿をした物が、「来訪神」として家々を訪れ、怠け者を戒めたり、人々に幸や福をもたらしたりする行事だそうですが、
イメージしやすいのはやはり秋田のなまはげでしょうか。

元々、このグループ内の「甑島(こしきじま)のトシドン」(鹿児島県薩摩川内市の下甑島に伝わるもの)が、平成21年にユネスコ無形文化遺産に登録されており、
その後、「男鹿のなまはげ」をの登録提案をしたところ、トシドンとの類似性が指摘され、グループ化することになったそうです。

トシドン、初めて聞いたので調べてみましたが、、怖いですね。
なかなか写真がなかったのですが、県のホームページにありました→鹿児島県HP「甑島のトシドン」
観光イベントとしての公開の声もあるそうですが、島の人にとってトシドンは、見世物ではなく神聖な家庭行事のため、また無理に形を変えては本来の意味がなくなるということで観光化に否定的な意見が多いそうです。

ただ、どこの地方でも後継者不足に悩んでいることは変わらないようで、この無形文化遺産への登録で少しでも多くの資料が後世に残ることを願います。

投稿者: 植田ひでちか税理士事務所

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