植田です。お久しぶりのご挨拶です。
実は9月頭の金・土と、娘の学校のイベントで、富士登山に挑戦してきました。
娘の通っている学校は、3年に1度富士登山があるのです。子供一人につき親も一人、必ず同行することになっています。
このため、今年に入ってからずっと戦々恐々としてきましたが、とうとう本番になってしまいました。
まず、5合目までバスで移動。そこはもう2000m以上の標高があるので、空気が薄くなっています。
ここで2時間ほど潰して体を慣らします。ちなみに、5合目では富士山メロンパンを売ってます。(270円)
高いけどおいしかったです。
そして昼頃出発。
まずは軽い散歩くらいの感じで6合目に到着し、そこから本格的に斜面を上がっていきます。
娘が持ってる棒は富士山の名物で、これをもって登り、途中の山小屋で記念の焼き印を入れてもらいます。
(すべて有料で棒が1,000円位、焼き印は1回300円~)
途中の山小屋でトイレ休憩を取りながら、7合目にある山小屋を目指します。
ここまでは案外楽で、夕方には山小屋に到着しました。
途中曇っていたのですが、雲の上に上がると晴れ初め、山小屋ではなかなかの眺望を楽しめました。
下の写真の中央右は、ふもとの雲に映る富士山の影です。日が暮れるにつれて影が長くなっていき、先の方では空気に影が映って立ち上っているように見えます。
さて、山小屋で食事の後19時消灯。仮眠をとり、翌朝4時出発します。
当然外は真っ暗でしたが、天気は良く、星がとてもきれいでした(スマホのため写真撮れず)
この時、子供たちの数人が高山病になってしまいました。空気が薄いため意識して深呼吸をするのですが、眠っている間はそれができないため、起きたときに高山病になってしまうことがよくあるそうです。
結果的に、3人の子供が登頂を諦めてリタイア。親と一緒に一足先に下山します(親が同行するのはこのためです)。
僕と娘は二人ともとりあえず大丈夫で、4時に登山スタート。
ここからしばらくは厳しい岩場になりました。
そして5時頃、岩場に座ってお弁当を食べながら、御来光を拝みました。
もうここで帰りたい、と少し思いつつ、道はさらに上へと続きます。
しばらく岩場を這い上がる感じで登っていきます。
こんな感じの斜面を登ります。
途中から岩場を抜け、斜面をジグザクに上っていきます。
もうこの辺りになると空気は薄いし疲れも溜まってきてあまり元気がなくなってきます。
途中山小屋がありますが、ほとんどトイレ休憩ぐらいで、どんどん上がっていきます。
今回は1年生から3年生までの低学年グループなのですが、子供たちも弱音を吐かず、頑張って登っていきます。
特に1年生の子は途中苦しくて泣きだす子もいましたが、周りの人に励まされて、また自分の足で登り始めます。
ちなみに、山小屋はそれぞれ食事や宿泊ができる設備があり、水や食料を買うこともできます。
ただ、高いです(笑)
山小屋価格
なお、ラーメン800円を頼むと、カップヌードルが出てきます。
(長くなってきましたので後編につづきます)